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裏アカウントで顔出し!誤爆で人生終わった29歳会社員の末路

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ツイキャスでまさかのアカウント誤爆!

 そんなある日、香川さんは本業で運用している企業アカウントで、ツイキャスを使ったライブ配信をすることになりました。その日、事件は起きてしまったのです。

「なぜ、最終確認しなかったのか今でも後悔しています。本業のライブ配信予定日の前日、僕は裏垢のほうでラジオ配信をした後でした。会社で本業のツイキャス配信を始めた時、コメントで異変に気づきました」

 タイムラインには「今日どうした?」「裏垢男子、昼パコ配信ですか?」「え、〇〇くん顔出しかよ」……そんなコメントが流れてきたのです。

「ツイキャスのログインアカウントが裏垢になっていて、僕は間違えて裏垢で本業の配信をしてしまったのです。仕事仲間にも『え、お前裏垢男子やってんのかよ』とツッコまれました。とはいえ、まずは本業が優先と、慌てて運用アカウントで配信を再開しました」

裏垢管理には十分気をつけて

サイバー1

 仕事が終わって裏垢を開いてみると、たった数分の配信だったにも関わらず、通知欄にたくさんのコメントが来ていました。「思ったよりブサイクだった」「〇〇の仕事内容特定」など、誰だか分からない裏垢からの、誹謗中傷がたくさん来ていたそうです。

「リアルでは同僚から、ネット出会いしていたことを笑われました。人生も裏垢も終わった、と思いました。こうして僕は社内で裏垢男子だということを、裏垢では顔と仕事内容をバラしてしまうという最悪の失態を犯したのです」

 香川さんはこの事件の後、裏垢をすぐに消したといいます。しかし、その事件はさらりとまとめサイトにまで転載され、スクショなど消すことができず残ってしまったんだそうです。

 こういった裏垢バレによる事件は、非常にさまざまなところでよく起こっています。社内の愚痴が会社の人間にバレた、彼女に裏垢をネットストーキングされ、浮気がバレた、など…。

 本来なら、人に見られて困ることはネット上に書くべきではないのかもしれません。裏垢といいつつも、知り合いに見つかってしまうこともよくあるので、SNSのアカウント管理には十分気をつけ、赤裸々にしすぎないほうがいいのかも。

社会人がやらかした[ネット誤爆]体験

<TEXT/ミクニシオリ イラスト/zzz(ズズズ)@zzz_illust

1992年生まれ・フリーライター。広告業界で絵に書いたような体育会系営業を経験後、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を中心に寄稿。Twitterでは恋愛・人生相談にも回答しています
Twitter:@oohrin

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