「イソ弁」ってどんな弁護士?法律業界のウラ用語
A.法律事務所に雇われている弁護士
法律事務所に雇われている弁護士は「イソ弁」と呼ばれます。イソ弁とは「居候弁護士」の略。なんだか物悲しい響きですが、立場としては一般的なサラリーマンです。
弁護士業界では、独立開業して自分で法律事務所を経営するか、所属する法律事務所の共同経営者になってナンボ、という価値観があります。
なぜならイソ弁と、経営陣として活躍する弁護士の年収とでは大きな差があるからです。開業し、大企業の顧問をいくつも掛け持ちして、年収1億円以上稼ぐ弁護士もいるとか。
しかし、新人弁護士がいきなり開業しても、顧客を得ることはできません。そのため、新人はイソ弁として実務経験を積みながら、人脈を増やし開業や経営陣に加わることを目指すのです。
Q.「インハウス」ってどういう意味?
「インハウスでやっています」
自宅で弁護士をやっている……のではありません。