注目の特急車両がデビュー。東武、西武、JR東日本の「日帰り観光」戦略は?
西武鉄道、「新型特急形電車001系」をデビュー
西武は2019年3月16日のダイヤ改正で、新型特急形電車001系Laviewがデビュー。池袋線池袋発着の特急<ちちぶ><むさし>の一部で運行され、2019年度末までに置き換えを完了する予定だ。
001系Laviewの魅力は、タテ1350ミリ、ヨコ1580ミリ(一部は920ミリ)の巨大な側窓。小さな子供にうってつけで、無理のない姿勢で車窓を楽しむことができるだろう。
また、各座席にコンセントとテーブル、1号車は身障者用の設備、5号車にパウダールームや女性専用トイレを備えており、乗車しやすい環境を整えている。ただし、車内販売や自販機がないので、飲食類は乗車前に購入しよう。
西武秩父駅前に社員おすすめの温泉が
西武では秩父観光向けに「秩父漫遊きっぷ」「秩父フリーきっぷ」(いずれも特急券は別途購入。当日購入OK)が発売されているが、フリーエリアは2日間乗り放題なので、1泊2日の旅行を想定している(日帰りの利用も可)。なお、日帰り専用のきっぷはない。
しかしながら、日帰り観光にうってつけの場所がある。
私事で恐縮だが、先日、001系Laviewの内覧会で、西武社員に秩父に関する話をしたところ「西武秩父駅前温泉 祭の湯」(複合型温泉施設)を推薦された。周辺を散策したあと、湯を浴びて、食事や買い物を楽しみ、帰宅の途につくのはいかがだろうか。
日によって、宿泊も可能(18歳以上)。その際、入館料に加え、追加料金(くつろぎ処は2490円、要予約のプレミアムラウンジは3460円)が必要だ。詳細は「西武秩父駅前温泉 祭の湯」公式サイトにてご確認いただきたい。