現地SIMカードの購入方法と注意点

　海外旅行に慣れていないと、「現地でSIMカードを買うってどういうこと？」と思いますよね。

　私たちの携帯には必ずSIMカード（docomo、au、Softbankや格安SIMの楽天モバイル、mineoなど）が差し込まれていて、SIMカードによってキャリアが決定されています。

　そのため、海外で使えるキャリアのSIMを差し込めば、簡単に現地で使えるスマホが完成します。SIMカードはたいてい空港の出国ゲートを出たエリアか国によっては飛行機を降りたあとの免税店付近に売っているので購入も簡単ですし、たいてい売場で設定までしてくれるので操作方法も意外と難しくありません。

　ただし、スマホ本体がSIMフリー端末でなければいけない（大手キャリアはロックがかけられていることが多いので解除申請が必要）のと、英語でやりとりしなければいけないのがデメリット。

　また、外国のSIMを使うとLINEやSNSはそのまま使えますが、日本の電話番号が使えなくなるので会社から緊急の電話がかかってくる予定のある方は使えません。

　国によりますが5日間で1000円前後であることが多く、慣れてしまえばどうってことはありませんのでぜひ一度チャレンジしていただきたいと思います。

モバイルWiFiをレンタルする方法と注意点

　日本の電話番号をそのまま使いたい、スマホがSIMフリーでない、大人数で旅行するという方はモバイルWi-Fiのレンタルもおすすめです。

　有名どころだとイモトのWi-Fi、グローバルWi-Fi、Wi-Ho!、jetfiがあり、私もブログの記事を書く上でかなり調べましたが「ここが絶対おすすめ」というのはなかなか難しいことがわかりました。料金は国と期間、オプションによって違いますし、やはり自分の行く目的地ごとに比較するのが一番だと思います。

　私は急に旅行を決めることがあるので、前日申込OKでサポート体制がしっかりしているグローバルWi-Fiをレンタルすることが多いのですが、一度、空港で受け取り損ねたという苦い思い出も……。旅行当日はバタバタするので空港で受け取りも意外とリスクがあるなぁと勉強になりました。

　その他失敗しやすいのがレンタル日数。借りてから返す日までの日数を選んで、フライトの日数を考慮していなかったなんてことのないよう気をつけてくださいね！

　私の経験上、Wi-Fiルーターは朝から晩まで使っているとだいたい夕方から夜にかけてバッテリーが切れるので、モバイルバッテリーを用意しておくことをおすすめします。レンタルWi-Fiのオプションで付けることもできるのですが、高いので自分で買っておくほうが圧倒的にお得ですね！ スマホの充電もできるので安心です。

　最後に、私のように直前予約ばかりしていると、ゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期に在庫がなくて借りられないというリスクもあります。前もって申し込んでおくと割引が利くこともありますのでお早めの予約がおすすめですよ！