上司のアルハラで酔いつぶされ…28歳営業マンに起きたまさかの二次被害
「イケメンだから顔に頼って仕事している」
矢部さんは周囲の若手同僚の証言をもとに徐々に記憶を辿っていきます。
「まず上司から定例ミーティングに誘われると、さっそく『お前はイケメンだから、顔に頼って仕事している』となじられました。
おまけに僕が社内恋愛していた女性社員に『アイツは結婚を前提に付き合っている相手がいる』とか根も葉もない噂を言っていました。『成績がいいのは偶然』『本当の営業を知らない』など上司の悪態は止まらなかったようです」
気分を変えるためにバーに入ってしまう
主任からかなり飲まされた矢部さんが解放されたのは午後10時半。すでにべろべろに酔っていましたが、気分を変えたくて帰宅途中、とあるバーに入ります。
「暗い店内のカウンターで女性と話したことまで覚えていたのですが……」と語る矢部さん。ところがそれ以降の記憶がないそうです。
「何があったのか思い出せず悩んでいると、その日のうちに“エミコ”と名乗る女性から職場に電話があったのです。嫌な予感がしましたが、電話に出ると、女性が『ヤるだけヤッて捨てた最低男』『バカ話しかできない』など、ヒドい罵詈雑言を投げかけてきたのです」