頑張っても「そこそこの結果」しか出せない人が忘れているもの
本当の成果を出すために必要なこと
ぼくたちが生きているこの世の中には、「夢中」をさまたげるノイズがとにかく多いですよね。
「これがキミの責任だ」
「そんなこといってもお金はどうするの」
「そんなんじゃ将来やってけないよ」
そういうノイズにかき乱されると、結果として「やらなければ」「努力しなければ」となり、
「ギリギリのところでなんとか合格点を出すが、毎日がツラくてしょうがない人」
「結果を出せずに沈んでいき、あやしげな儲け話に騙されてしまう人」
になってしまうのです。
かくいうぼくも、「このままじゃダメだ」と自分を追い詰めて、いつ終わるともしれない競争に必死でした。「結果を出さなければ死ぬ」、そう考えて毎日努力を続けようとしていました。
でも、たぶんそうではないのです。やるべきことはもっとシンプルで「やりたいことを夢中になってやる」、それだけだったんじゃないかな、と思っています。
「やりたいこと」が「やるべきこと」に変わる恐怖
実は、この「やりたいことをやる」というコトバは慎重に扱う必要があると思っています。
本業であるコンサルティングも、ブログ執筆も、コミュニティ運営も、自分の専門分野の研究も、ぼくにとっては「やりたいこと」であることに間違いはありません。
でも、徐々に結果が出たり、お金を稼げるようになったと同時に、
「もっと成果を出すには?」
「もっと実力をつけるには?」
そういうノイズが自分の頭の中を駆け巡り続けるようになってしまいました、
そのノイズがずーっと響き続けると何が起こるか、想像できるでしょうか。自分が夢中になってやっていたことが、「努力すべきこと」「やるべきもの」に変わっていってしまうのです。
意識の変化に気が付けないのが一番怖い
でも、そんな恐ろしい変化が起こっていることに、自分で気づくこともできないのです。
「やりたいことをやっているはずなのに、なぜか楽しくない」
「もっと努力しないといけないのに、努力できない」
「前までどんどん成果を出せていたのに、“そこそこのもの”しか作れない」
こういう状況になってしまいます。過去の資産や「そこそこのもの」があるから、周りの人にもそれなりに評価はしてもらえます。でも、自分自身が一番わかっているのです。
「こんなことを続けても成長はないし、何より毎日がつまらない!!!」