職場のLINEで素を出せない…新入社員の悩みを一変させた「まさかの誤爆」とは
暖かい春が訪れ、新しい環境を迎えた人も多いのではないでしょうか。新たな学校、新たな職場、新たな住まい、いろいろあるかと思います。
そんな時だからこそ、些細と思えるような出来事が今後に影響したりすることも。そう思わせられるようなエピソードを紹介します。
新入社員時代のエピソード
今回話してくれたのは、IT企業に勤める首都圏在住の深川蒼さん(仮名・25歳)は、「今年もいよいよ春が来ましたね。社員になって今年で3年目になりましたが、春になると入社してすぐの時のことを思い出します」と語ります。
蒼さんが勤める会社では、入社してすぐに新人研修プログラムという形で社員の育成が行われています。蒼さんが入社した当初からその育成は行われており、なかでもグループ活動を中心に、メンバーと関わる機会が多くなるようです。しかし、蒼さんにはある悩みがあったそうです。
「僕が新入社員の時は、グループ活動のメンバーに何かと気を遣っていたことを覚えています。LINEで楽しい会話はできるけど、リアクションが少しわざとらしく、会話の内容も終始表面的というか。素を出すことができない状況に悶々としていました」
メンバー内に紅一点の女性
あまりにも気を遣ってしまい、帰宅するとドッと疲れが表れるような日々を過ごす蒼さん。そんな彼のグループ活動のメンバーには、ある1人の女性がいました。
「Mさんという女性がいたんです。非常に穏やか且つフレンドリーでありながら、紅一点という存在感も相まって、メンバーの中でも人気者でしたね。僕も当時からその女性とLINEで会話をすることが多かったんですが、かわいい絵文字を使っていたり、言葉遣いも丁寧でかなり好印象でした。それでもやっぱり気を遣っちゃってなかなか踏み込んだ話などはできませんでしたが……」
誰に対しても素性を表に出すことができなかった蒼さん。そんな中、状況を一変させるとある出来事が起こったのでした。