EXILE NAOTOが振り返る、稼げず大変だった時期を支えた「パフォーマーとしての核」
EXILE、そして三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマーのEXILE NAOTOさん(38歳・@Naoto_EX_3JSB_)が、SABU監督作『ダンシング・マリー』(11月5日より全国で上映中)で、長編映画・初主演を務めました。
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しがない市役所職員の研二(EXILE NAOTO)と霊能力を持つ女子高生・雪子(山田愛奈)が、解体予定のダンスホールに棲みついたダンサーの霊・マリー(坂東希)に恋人を探してほしいと頼まれ、時空を超えて奮闘するという異色作です。
EXILE NAOTOさんはパフォーマーでありながらも、本作のような俳優業や、自身がクリエイティブディレクターを務めるファッションブランド「STUDIO SEVEN」など、多彩なフィールドでエンターテインメントの可能性を広げています。詳しい話を聞いていくと、そこには好きを極める情熱がありました。
EXILEはグループというより“思い”
――今年はEXILEのグループとしては20周年にあたり、NAOTOさんは途中加入でしたが、どういう心境でしょうか?
EXILE NAOTO(以下、NAOTO):実は20周年の当日は昨日(取材日の前日)だったんです。僕は加入させていただいて12年ですが、なかなかないグループだなと思っています。オリジナルメンバーの人たちが僕たち後進を受け入れてもらって、どんどん進化しているグループなんです。ただ、ファンのみなさんはじめ、よくEXILEのことをグループというよりは、グループを超えた“思い”みたいな例えかたをするんですよね。
――概念みたいな感じですか?
NAOTO:なぜ思いなのかと言うと、グループとして20年続けている人は、ひとりもいないんですよ。今までEXILEについてきてくれるファンの方たちって、メンバーのことも応援していると思うけれど、EXILEの姿かたちが変わっても、エンターテインメントを発信する思いや、そのスタンス、ブレない気持ちをとても応援したいと感じていただけていると思うんです。
ほかには絶対ないグループだと思う
NAOTO:グループという形や人を超えたところを応援してくれていると思うと、ほかには絶対ないグループだと思いますね。その歴史を含めて、自分はグループが誇らしくて、愛しています。ファンの人たちも含めて、みんながつなげてきた、大切にしてきた想いや歴史を、とても愛せるなと昨日は考えていました。
――たくさんの人たちを元気にさせたり、想いを共有していく仕事は、ほかになかなかなさそうですよね。
NAOTO:そういう意味だと、自分では仕事をしている感覚もあまり強くはないんですよね。ダンスはもともと仕事というよりも好きという情熱で始まっているものなので、趣味にも近いわけです。もちろん本気でやっているので趣味を超えた何かがあるわけですが、原点は“好き”なので、それが発信の一番の動機。その時の延長線上にいる感じですね。