「成長する人」と「伸び悩む人」の違い…仕事を振られた瞬間に差が出る
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。
同じ年齢で、学歴も同じで、している仕事も同じ。それでもなぜか結果を出し続ける人と、あまり結果が出せず苦しんでいる人は明確に分かれます。
ぼくももともと結果が出せず、周りの同期に“置いてけぼり”にされていました。「自分はできる!」と信じて疑わなかったので、その経験は正直つらいものでした。
そのときの想いをバネに、今は本業でも副業でもビジネスパーソンの育成を主眼において仕事をしているのですが、成長する人にはある共通点があることに気がついたのです。
「仕事のスタート時点」でその後の成長が分岐する
それは、「仕事の振られ方」です。
上司から難しめの仕事を指示されたときにどういうふうに感じるか、どのようなリアクションをするか。
そこで、その後の成長速度が決まるのです。
上司のほうから「ちょっと難しいと思うけど、やってもらえないかな?」というコメントとともに仕事が振られたとします。
伸び悩む人は、ちょっと難易度高めの仕事が来たときに「めんどくせーな」「やる気しねーな」と感じてしまいます。仕事に対して、ネガティブな感情が一番に来てしまうのです。
その気持ちのまま仕事をやっても、なかなかうまくいきません。最低限の成果物しか作れず、そこから学ぶこともない、上司からの評価も高まらない。そういう悪い負のスパイラルに入ってしまうのです。
成長する人の「ポジティブ」思考
伸びやすい人は、こういう人とは完全に対照的です。
そのような難しい仕事が振られたときも、とてもポジティブに捉えるのです。「こんな新しいこと学べるチャンスを与えてもらい、とてもありがたい!」と、心から思うことができます。
このようなマインドで仕事をしていくと、気を散らすことなく集中でき、結果が出るようになっていきます。
上司も、このようなポジティブな部下と一緒に働いていると気が楽なので、どんどん新しい仕事を与えてあげたくなります。その結果、成長スピードが上がっていくのです。
ぼくの「成長スピードがメチャクチャ速い後輩が持つ6つの特徴」というブログ記事でも紹介していますが、伸びる後輩の特徴のひとつに「なぜかいつも楽しそう」というものがあります。
やはり、このようなループに入りながら仕事をしているので、普通はつまらない仕事でも、とても楽しくこなすことができるということなのでしょう。