広告でよく見る「写真編集アプリ」 本当に使えるのか、3つのアプリを検証してみた
InstagramやFacebookで見かける「写真編集アプリの広告」。ユニークな加工や手間のかかりそうな編集作業が一瞬で完了する様子が動画で紹介されているが、本当に広告と同じようにできるのだろうか?
今回は、インスタ広告が印象的な「Motionleap」「facetune2」「Picsart」、この3つのアプリを実際に使い、どこまで無料で使えるのか、機能の精度は広告通りなのかを検証した(※いずれのアプリもiPhoneで使用。記事内の料金プランに関する記述もiOS版のもの)。
「Motionleap」の動画化機能は有料
「Motionleap(モーションリープ)」は、静止画の写真から動画を作成できるアプリ。広告では、風景写真に青空を追加して雲を動かしたり、キツネの毛並みを指でなぞり、その部分に流れるような動きをつけたりしている。
広告でもプッシュされている「動画化」機能は、範囲と方向を指定することで、写真内の特定の部分だけを動かすことができる。たとえば、川の写真の水の部分だけを選択し、流れる方向を指定すれば、川が流れているような加工が可能だ。
しかし残念ながら、これは有料版限定の機能。有料プランに加入していない状態でも、有料機能を使って写真を加工すること自体は可能だが、保存することができない。
動きを加える加工ができる
その他にも、さまざまな加工機能が用意されており、それらは一部が無料で利用可能だ。たとえば、「エレメント」は、動くステッカーを写真内に追加できる機能。
また、「空」では、風景写真の空の部分を夕暮れや夜空などに変えて、雲が流れているような動きを加えることができる。
無料版の場合、選択できる加工の種類が少ないため、頻繁に使うと飽きてきそうだが、1、2回試してみたいという程度なら課金せずに楽しめそうだ。