コンビニ3社の「人気店監修ラーメン」を実食比較。ローソンは本格派な一杯に
国民食といえるほど、食の定番になっているラーメン。コンビニでも、ラーメンのラインアップが増えているなか、最近では全国の人気店とコラボしたものも増えてきている。
人気店の味が気軽に楽しめるよさもあるが、実際の味はどんなものなのか気になるところ。ということで、今回は、コンビニ各社が都内にある有名店とコラボしたアイテムをピックアップ。雑誌やウェブなどでコンビニグルメに関する記事を手掛けるフリーライター・松井孝司氏が食べ比べてみた。
セブンは、荻窪の名店が監修の旨味が詰まった1杯
セブン-イレブンのラーメンの監修を手掛けているのは、荻窪に店を構える「春木屋」。1949(昭和24)年に創業した、ラーメンの老舗。今回の商品は、同店の店主が初めて監修した一杯となっている。
このラーメンの特徴は、なんといっても醤油スープ。レンジアップしてふたを開けた瞬間から、魚介や肉系のダシの風味が香り食欲を刺激。食べてみると、口の中にダシの旨味と醤油の香ばしさが広がり、スープのクオリティがとても高い。
麺ももっちりとしていて、スープとしっかり絡むものの、やや歯切れが悪く、スープのおいしさに対して少しもったいない気がした。チャーシュー麺らしく、しっかりと豚の旨味が感じられるチャーシューが4枚トッピングされていて、具材の満足感は高い。
スープ★★★★★
麺★★★☆☆
具材★★★★☆
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