腰痛持ちの人は「お腹ぺちゃんこ」歩行術で腹筋を目ざめさせよう
運動不足解消やダイエットのために日常から歩く事は重要ですが、長年のデスクワークなどから腰痛持ちになって長く歩いたり、頻繁に歩いたりすることが怖くなっている人が多いはず。
今回は腰が痛い人でも怖くない「腰痛持ち専用ウォーキング方法」をご紹介します。
腰痛持ちにとって大切なのは腹筋
歩きたいけど腰が痛い……そんな方が気をつける場所が腹筋です。
オーストラリア クイーンズランド大学の研究によると、腰痛患者が肩関節を動かした際、腰痛ではない人よりも、背骨などを支える腹筋のインナーマッスルの反応が大幅に遅れていることがわかっています。
歩く際に腕を振れば肩関節が動きますから、腰痛を持っている人は背骨を支えるために腹筋のインナーマッスルの反応が遅れ、腰に強く負担がかかるわけです。
また、この筋肉は仰向けになって身体を起こすようないわゆる「一般的な腹筋運動」ではメインとして鍛えられないため、特別な使い方・鍛え方をしなければならないのです。
歩きながらお腹をぺちゃんこに!
では、実際に腹筋のインナーマッスルを働かせるためにはどうすればよいでしょうか。ここでオススメなのが「ドローイン」です。
ドローインとはお腹を強く凹ませ、お腹全体を潰し続けるエクササイズです。お腹周りを真空状態にするようなイメージで力を入れた時、腰を安定させるために働く腹筋のインナーマッスルに力が効率良く伝わり、お腹周りをガッチリとサポートできます。
家を出る前、歩き始めるまでにお腹をペチャンコにする練習をしてみましょう。
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