上司と不倫するため、女性店長が売上金に手を出した理由「給料が低すぎて…」
通常、ブラック企業では、強権を振りかざす経営陣と虐げられる社員という構図になり、社員は辛い立場におかれ続けることになりますが、中には横暴に耐えかねて暴走する人もいるようです。
三原友華さん(仮名・26歳)は、学生時代にアルバイトしていた携帯ショップでそんな光景を見聞きしたそうです。
すり切れていく社員たち
「アルバイトの待遇はまあ普通でしたが、社員の人はかなり大変そうでした。基本的にアルバイト2人と社員の店長1人という体制で店を回していましたが、店長は週1しか休みがなくて。業務全部をアルバイトに任せるわけにいかないみたいで、結局休みの日も出勤していました」
三原さんがバイトしていたお店の店長は女性で、気さくな人でしたが、「いつも疲れた様子だった」と言います。
「休みが無いだけじゃなくて、ノルマもきついんです。一定以上の収益を出せば報奨金が出るみたいでしたが、最低目標のノルマすらほぼ達成不可能な数字だったみたいです。そのノルマをクリアできないと、お給料は20万円にも満たない額になると聞いていました。
運営会社は他にも色々な事業をやっていたんですが、ノルマを達成できない状況が続くと、エッチなサイトの運営に回されたりもするみたいで、店長は本気で嫌がってましたね」
休みが取れない中でノルマに追われて疲弊する現場では、様々な問題が起きているようでした。そしてある日、三原さんは驚くべき噂を耳にします。