田舎暮らし2児のママが年1000万円稼ぐテクニック
「人生100年時代」と言われる現在。将来の生活に備えて、今はまだ20代のビジネスマンも何か準備をする必要がある。
あなたが非正規雇用だったり、病気や親の介護で会社を辞めざるを得ないとき、今ならまだ社会保障制度に守ってもらえるが、その財源もいつまで続くかわからないのが現実だ。今こそ組織に頼らず、個人が自ら稼ぐ方法が求められようとしている。
30万部のベストセラーになった『働かないで年収5160万円稼ぐ方法』(アスコム)の著者である川島和正氏が、来るべき時代の流れについて解説した(以下、新刊『お金儲け2.0』より川島氏、寄稿)。
面倒くさい気分を乗り越える
昔も今も、まだ自分で稼いだことがないビジネス初心者におすすめしているのが、転売です。なぜかというと、転売は、安いものを探して仕入れて高く売るだけの、宝探しゲームみたいなものだからです。はっきりいって、日本語を読むことができれば誰にでもできます。店をたくさんチェックすれば価格差がわかるので、安く仕入れて高く売ればいいだけなのです。
転売のノウハウを教わったときに「できない」という人もいますが、これはできないのではなく「面倒くさいからやりたくない」という感じです。ネットサーフィンをして安く売っている場所を探すだけなので、よほどの面倒くさがりでなければ誰にでもできるのです。
昔は、物を仕入れるには市場に行く必要があり、物を売るには店舗が必要でした。しかし、今は誰でもネットで買ったり売ったりすることができるので、インターネットにつながるスマホかパソコンがあれば、本当に誰にでもできるのです。自宅にいながらできますし、隙間時間にだけ行なうことも可能です。
川島も最初は転売からスタートした
私自身、転売は1995年の中学生だった頃からやっていました。今みたいにインターネットが普及していなかったので、フリーマーケットで仕入れて、フリーマーケットで売っていました。フリーマーケット終了時刻は売れ残り品がタダ同然になっているので、そのタイミングで仕入れて、次の週の朝、売るだけで儲かったのです。
それから目利きになっていき、マニアックな古着や、限定品の洋服やスニーカー、レコードなどを仕入れて売っていきました。個人売買情報の『Quanto』という雑誌があり、そこに記事広告を載せて売ることもありました。
しかし、これは約20年前の話で、今では目利きにならないでも、もっともっと簡単に、ほとんどリスクなくできる方法があります。
海外の安いサイトから仕入れて高く売る
まず、今はインターネットがありますので、フリーマーケットに行かなくてもすべて自宅でできます。また、ヤフオクやメルカリ、アマゾンなどがありますので、そこに載せておくだけで、探している人の目に留まります。わざわざ店を構える必要もセールスする必要もないのです。
さらに、価格調査ツールがありますので、それを使えば目利きでなくても、ほぼ確実に利益が見込める商品がわかります。そして、それを仕入れてアマゾンやメルカリで売るだけで儲けることができるのです。
そのため、ただひたすら、アマゾンやメルカリ、ネットショップを眺めているだけで価格差がわかって儲けることができますし、価格調査ツールを使えば、もっと効率的に稼げるようになります。また、タオバオとかアリババのような海外の安いサイトから仕入れれば、もっと大きな利益を得ることもできますし、資金がなければ不用品を集めてきて売ることから始めることもできます。
そして、月5万円くらいであれば、自己流でもすぐに稼げることでしょう。