海外でのカード決済「日本円を選ぶ」と損をする理由
こんにちは、旅ブロガーのまりです。
海外旅行に必須のクレジットカード。私がクレジットカードを旅行に持っていく理由は以下の4点です。
・盗難や強盗に備えて防犯
・両替のレートが良い
・ポイントが貯まる
・海外旅行保険が付くケースがある
そんな万能なクレジットカード、場合によっては注意しなければ損をしてしまうことがあるんです。今回は、クレジットカード会社の元社員で、これまでに60か国以上旅してきた私が注意点を完全解説していきたいと思います。
海外でもっともレートがよいのはクレジットカード利用
海外で買い物をするとき、たいてい日本円は使えないので現地の通貨で買い物する必要があります。
たいていの場合、以下の3つの順にレートが良いと言われています。
1.クレジットカード
2.クレジットカードで海外キャッシングした現地通貨
3.日本円から両替した現地通貨
海外でクレジットカードを使ってショッピングをするのと両替してショッピングをするのとでは手数料が1~3%変わってきます。
数千円の買い物ならさほど気にする必要はありませんが、10万円の買い物をすると3000円ほどの違いが出るので少しでも良いレートで買い物したいのならクレジットカードで買い物するのが一番です。
また、いったん現地通貨にしたあと、残った通貨を再度日本円に戻すときに追加で手数料を支払わなければいけません。2%程度の手数料を2度支払うのは非常にもったいないですね。基本的にはクレジットカードで決済、多少の現金は海外キャッシングというのが私の両替スタイルです。
海外でクレジットカードを使う際に知っておくべき注意点が2つあります。実際に私が経験したことなので、ぜひみなさんにも気をつけていただきたいと思います。
海外でのクレカ利用の注意点① 悪用のリスク
先日台湾旅行中に、私のメインカードが急に止められ、使えなくなりました。帰国して問い合わせると、アメリカのカリフォルニアで800ドルもの売上があがってきたのだと言います。私は利用した覚えがないのでその旨を伝えると、「何者かによって悪用された可能性が高い」とのこと。
クレジットカード会社が事前に悪用を検知してくれたので、金銭的な被害は食い止められましたが、面倒だったのがメインカードを登録していたウェブサイトや保険会社への連絡でした。携帯、ガス、水道などはカード会社が自動的に手続きしてくれたのものの、Amazonやインターネットのサーバーなど私が独自にログインして設定したウェブサイトへの再登録はこちらで行わなければならないのだそうです。
結局悪用されたのが台湾なのか、先日行ったニューヨークだったのかその他の国なのかはわかりませんでした。