マッチングアプリのトホホな体験。退会直前に交際中の恋人を見つけてしまい…
今では宣伝トラックが都内を駆け回るほど、世間一般に認知されるようになったマッチングアプリ。しかしながら、なかには残念なエピソードもあるとか。
結婚相談所所長として、多くの男性にマッチングアプリの使い方を指南してきた恋愛のプロ、矢加部英達さん。前回は20代男性におすすめ・おすすめしないマッチングアプリについて教えてもらいました。今回は、マッチングアプリを巡るトホホな体験を聞きました。
元モデル28歳女性の「トホホな体験」
その女性の名前はアズサさん(仮名・28歳)。どんなトホホな体験なのか、矢加部さんはこう語ります。
「アズサさんはスラッとした長身が印象的で、20代の前半はモデルとして活躍していたのですが、モデル仲間から壮絶ないじめにあって、うつ病を発症してしまいます。そこで一度、地元に帰って療養し、今度は普通のOLとして再度上京しました。
友人の紹介で、新しい彼氏もできたのですが、そんなとき前に登録したまま放置してたマッチングアプリを思い出し、退会しようとします。ところが、そこで今付き合っている彼氏本人を見つけてしまったんです」
彼氏は仮名で登録していましたが、Facebookと同じ顔写真が掲載されていたために、アズサさんはすぐに本人だと確信します。
マッチングアプリで発見した彼氏(?)の正体
アズサさんの写真は、過去のモデル時代のもので、しかも顔半分しか見せていなかったため、本人とは判明できにくかったそうです。またFacebookには自分の写真を掲載せず、更新もめったにしていませんでした。
「アズサさんは本当に彼氏本人かを確かめるため、デートを申し込んでみます。そうとは知らない彼氏らしき人物は、まんまと申し込みを受けてマッチング。待ち合わせの当日まで、アズサさんはデートを断られることを密かに願っていたのですが……」
ところが、待ち合わせ当日、カフェにやってきたのは、彼氏本人でした。