定額制サービスの落とし穴。赤字家計に悩む28歳独身男性
ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。
高級車ポルシェがサプスクリプション制(定額払い)で乗り放題というニュースが、米国で大きな話題になるなど時代の流れは定額払いが主流ですね。Netflixなど動画見放題、Amazonの本読み放題なども人気です。
他にも、ブランド品のレンタルなども多数あり、パーティーに参加するドレスや靴やバッグをレンタルするなどは日常茶飯事の時代です。現代において、新品を購入する意味が薄れてきつつあります。
初期費用が高く、かけたお金だけ使いきれない可能性も高いからです。初期費用がほとんどかからず定額料金で支払えるのがサプスクリプション制(定額払い)のメリットですが、思わぬ落とし穴もありそうです。
積み重なると何万円もの固定費に
会社員、独身28歳のA男さん。オンラインサロンに5つ加入し、ネットフリックスやアマゾンのサービスにも加入。
そのほかにも、スポーツジム、カーシェアなど、「これらの月額料金が大きな固定費になり、赤字家計を生んでいる」と、A男さんは悩みを語ります。ひとつひとつは数千円でも積み重なると何万円もの毎月の固定費になるからです。
また、友達からクーポンをもらって無料期間だけお試しをしていた定額サービス。うっかり解約したと思っていたサービスが契約したままになっており、全く使っていないのに毎月300円取られ続けていました。
定額サービスの中にはITを駆使したイノベーションを活用することによって、お金がないと言われる若い世代も生活コストを下げながら、より良いライフスタイルを楽しむことができます。
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