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「最近までコインランドリー生活だった」ジュノン俳優が語る野望とは?

暮らし

ガリが首にタオルを巻くのは自分のアイデア

戸塚純貴

――バスケオタクという特徴が近いとのことでしたが、外見も特徴のある役でした。役作りで気を配ったところは?

戸塚:髪型に関しては原作通りですが、ワンポイントとして、首にタオルを巻くと落ち着くというイメージをつけたいなと思って、手ぬぐいだったり、タオルだったりを常に首に巻いているようにしました。

――それは戸塚さんのアイデアだったんですか?

戸塚:そうです。アイデア出しはかなりしました。あと、本編ではバスケがそんなにうまくない役回りで、ベンチにいることが多かったので。

 その分、チームにいる存在意義をちゃんと出したり、それぞれのキャラクターを際立たせるためにも、僕はベンチにいるときこそ輝くように、大きな声を出してました。

挑戦への気持ちや変化は誰にでも起こりうる

戸塚純貴

――出来上がりをご覧になっていかがでしたか?

戸塚:バスケシーンを観ると、そのときのことを思い出します。

 クランクイン前からみっちり練習をして、撮影でもCGを使わずにカットも割らずに、ちゃんと自分たちが入れている描写を、入るまで何回も撮った。そのときの入った喜びも思い出したりしました。かなり熱いものになっていると思います。

――観客にはどんなことを感じて欲しいですか?

戸塚:僕ら自身、バスケ未経験者がほとんどでカメラの外でも挑戦でした。物語としても挑戦することの大切さが伝わりますし、ストーリーとしても登場人物たちが変化していきます。そういう挑戦への気持ちや変化というのは、普段の生活でも誰にでも起こりうることなんじゃないかなと思うので、その辺を観てもらいたいですね。

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