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ヤマト運輸の内部告発Twitterが出現。現場の声からわかることは?

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現場から寄せられている声とは?

 しかし、問題が取り沙汰されるずいぶん前から、現場からはこんな声が寄せられています。

「荷物が増え続けていると同時に再配達の数も増えている。再配達の時間が、非常に労力を遣う。現場の人間の労働時間も増え、疲労も溜まり悪循環の毎日をどうにかしてほしかった。

 どうにか改善しないと、事故も増えたり、クレームも増えたり、ドライバーがパンクしてしまうと思う」(物流サービス・20代後半男性・正社員・2012年度)

 前述のツイッターでも、慢性的な人手不足により荷物の仕分けが追い付かず、冷蔵ボックスに収めるべき荷物が常温に近い状態でうず高く積み上げられていると訴えています。ツイート内容の真偽はわかりませんが、決して仕事を怠けたために放置されているわけではなく、これも現場からの悲鳴のひとつなのかもしれません。

ヤマト運輸の対応は?

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photo by Tennen-Gas CC BY 3.0

 社員の労働環境についてヤマト運輸も対応を進めています。昨年2月には、社内調査でドライバーを中心に休憩すら満足に取れていない実態が明らかになり、労働環境改善のため「働き方改革室」を新設するなど、本腰を入れて取り組み初めています。

 同年4月に発表された同社の「働き方改革」では、労働時間の管理体制の改善によりサービス残業をなくし、配達時間帯の改変によりドライバーの休憩時間の確保をねらうなど、努力していることが伺えます。

 また、雇用制度も見直し、新たなドライバーの育成と定着にも取り組んでいます。しかし、トラックの運転に必要な中型以上の免許が取れるのは20歳以上。これでは、高卒者をドライバーとして採用できず、若手ドライバー獲得の大きな壁になってるのかもしれません。

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