アプリで「効率重視の婚活」のはずが…27歳女子の大後悔
恋人から結婚相手まで、ネットで希望の相手が探せるマッチングアプリ。日本のマッチングアプリ市場は右肩上がりで、市場規模は370億円超えと言われています。
サービス内容によっては有料であったり、身分証明書の提示が必要であるなど厳しい審査があるゆえに、本気で出会いを求めている男女には身近な出会い・婚活のツールになりつつあります。
今回はそんなマッチングアプリを使って、大手不動産会社に勤務しながら、本気の婚活をしているという莉央さん(27歳)に話を聞いてきました。
出世する前に結婚相手を探したい
27歳という若さで、かつ可愛らしいビジュアルをしている莉央さん。「そんなに焦らなくてもいいのでは?」とつい思ってしまいますが、なぜマッチングアプリを利用しているのでしょうか。
「仕事が軌道にのってきて、数年前に社内プロジェクトのリーダーになりました。おそらくこのままいけば役職につくのも時間の問題でしょう。でもそんなことになったら仕事はさらに忙しくなって、出会って恋して、結婚まで進める余裕はなくなると思ったんです。それで、焦ってサイトに登録しました。もともと結婚願望も強いんです」
とはいえ、マッチングアプリ以外でも出会いはありそうなものですが……。
「社内・得意先の男はダメですね。まず同年代で自分より稼いでいる男性はいません。『いいな』と思ってもいっしょに仕事をすると、ダメっぷりが見えてしまい幻滅してしまいます。それで一時期は合コンにも行っていました。でも、合コンほど効率の悪い出会い方はないですね。そもそも今どき合コンって(笑)」
いわゆる“バリキャリ女子”ならではの手厳しい意見が続きます。
合コンに来る男と出会うのはコスパが悪すぎる
「合コンに来るような男性は『遊べる女友達がほしい』『いい人がいたら付き合いたい』と結婚に対するモチベーションがみんなぬるい。そんな人たちの中から、結婚相手を探すのは時間もお金も労力もかかりすぎます。なので、マッチングアプリにしました」
ものすごい熱量で語る莉央さん。結婚への並々ならぬ思いが伝わります。実際にマッチングアプリでいい出会いはあったのでしょうか。
「マッチングアプリで早速、3人の男性と付き合いましたよ。私の場合、まず『結婚願望の有無』『仕事』『年収』、そして『プロフィール写真』で相手をふりわけていき、その中から『いいな』『嘘くさくないな』と思った人とLINEまでつなげて直接やりとりをします」
「嘘くさくない」と言いますが、嘘を見抜けるものなのでしょうか……?