【減量中でもハンバーガーは食べていい?】パーソナルジム直伝マクドナルドで選ぶべきメニューとは?
食べたくても我慢しなくてはいけないものが増えていく減量中の食事。特にファーストフードは敬遠している人も多いのではないだろうか? 今回はダイエット飯のイメージからは遠そうに見える「マクドナルド」での商品の選び方とおすすめ商品を「Apple GYM(アップルジム)」のトレーナー・関口 大輝さんに教えてもらう。減量中の食事制限に対する苦手意識が軽くなりそうなメニューを実食してみた。
目次
「マクドナルド」での商品の選び方とは?
ファーストフードといえば真っ先に思いつくお店の一つ「マクドナルド」。なかなかダイエット飯とは結びつかない気がするが、「マクドナルド」ではどのようにメニューを選ぶべきなのだろうか?
関口さん「商品を選ぶポイントとして、PFCバランスを意識することが大切です。
目標の体型によって目指すPFCバランスは人それぞれ異なります。だからこそ、自分のPFCバランスを理解すると効果的で無理のないダイエットや健康維持が期待できます。
PFCは、P(たんぱく質)F(脂質)C(炭水化物)それぞれの頭文字を取った言葉です。脂質(Fat)1gに含まれるカロリー量は他のタンパク質(Protein)や炭水化物(Carbohydrate)と比べて倍以上高いです。そのため、『脂質を摂りすぎると太る』と言われています。商品を選ぶときは高タンパク、低脂質な物を選びましょう!」
「マクドナルド」でダイエット飯に選ばれたのはまさかの?
今回ピックアップされたお店は「マクドナルド」。ダイエットに向かなそうなファーストフード店でダイエット飯として選ばれたのは
・エッグチーズバーガー
・サイドサラダ
マクドナルドとはいえさすがにハンバーガーはダイエット飯になり得ないだろうと思っていたのだが、選ばれたのはまさかの「エッグチーズバーガー」! え、食べていいの?
関口さん「他のバーガーが比較的に高カロリーななかで、エッグチーズバーガーはカロリーが高くなく、他のバーガーにくらべて脂質も低いためおすすめです。
卵とチーズが入ることによりタンパク質も豊富になる点が素晴らしいです!
それでも脂質が気になる場合は、若干タンパク質量は減りますが、
スタンダードなハンバーガーにすることにより脂質を抑えることができますよ!」
なるほど、思い込みで高カロリーで食べられないと思っていたハンバーガーもPFCバランスを調べてみればダイエット飯になりうるようだ。
関口さん「さらにサイドメニューのなかでおすすめなのが、サイドサラダです。レタスや紫キャベツ、パプリカが使用されていて、マックのメニュー的に野菜不足になりがちなところを補ってくれる一品です。
さらにドレッシングは、「低カロリー玉ねぎ」を選ぶとカロリーを抑えられます。」
サラダはドレッシング選びも大事なようだ。
たまごとチーズで満足感いっぱいのダイエット飯
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合計 540円〜(税込)
<成分>
エネルギー: 397kcal
たんぱく質:22.7g
脂質:19g
炭水化物:33.5g
「マクドナルド」のメニューの中でもたまごとチーズが入った「エグチ」こと「エッグチーズバーガー」は、筆者の大好物。
包みを開けるとハンバーガーが顔をみせる。たまごやチーズを挟んだハンバーガーはとてもダイエット飯には見えない。
厚みのあるたまごとはみ出たチーズがこのハンバーガーの魅力。漠然とカロリーが高そうだと思って食べるのを我慢していたが、このたまごとチーズのタンパク質がPFCバランスを整えてくれるとは驚きだ。
減量中にも関わらず罪悪感を感じることなく豪快にハンバーガーを頬張る幸せ。バンズにサンドされたパティやピクルス、ケチャップの味ももはや懐かしい。なんといってもチーズのコクとプルプルしたたまごの食感がたまらない。
「エグチ」がダイエット飯のレパートリーに加わったらダイエットのハードルはかなり下がるのではないだろうか。
カップに入った「サイドサラダ」はレタスのグリーンに赤や黄色のパプリカ、紫キャベツが鮮やか。思ったよりもボリュームがある。
ドレッシングは「低カロリー玉ねぎ」。別添えで量を加減できるのも嬉しい。
ドレッシングの酸味がレタスのみずみずしさを引き立ててくれる。生野菜がそれほど得意ではない筆者だが、ハンバーガーに合わせると重たさが中和される気がする。
「エッグチーズバーガー」と「サイドサラダ」の腹持ちは?
減量前、筆者のサイドメニューは「マックフライポテト®」一択だったが、ハンバーガーとポテトの組み合わせは食べた後胃がもたれて後悔することが多かったのも事実。今回サイドメニューを「サイドサラダ」にしたことで、食べ終わった後もちょうどいい満腹感となった。
このメニューを昼食に食べた後、夕食までの間お腹がすくことは全くなかった。ジャンクなものを食べたという満足感も手伝っているのかもしれない。
「減量中はハンバーガーが食べられない」「サイドメニューはポテト」そんな色々な思い込みを今回は一掃できたような気がする。
淡白なダイエット食に飽きたらたまにはファーストフードを取り入れることで、減量も無理なく続けられそうだ。
<文・撮影/ばくいぬぞう>
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トレーナープロフィール
Apple GYM(アップルジム) 関口 大輝トレーナー
座右の名は「栄光に近道なし」2021年に出場したNPCJ(現 APF)のGOUKETSUでオーバーオール優勝の経験もあり。トレーニングでは男性の腕のトレーニング、女性の後ろ姿が美しくなる背中のトレーニングが得意。
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