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人気芸人・三四郎の2人が考える「10年後、20年後の芸人像」憧れる先輩は…

暮らし

多忙な日々のなかで2人のオフの過ごし方は?

三四郎

「最近だと『人生フルーツ』っていうドキュメンタリーが良かったです」(小宮さん)

――テレビやラジオで忙しい日々を過ごしているお二人ですが、余暇はどのように過ごしていますか?

小宮:休みの日も芸人と会ってることが多いですけど、仕事の合間に時間ができたりすると映画を観に行ったり、雑誌を読んだり。最近だとポレポレ東中野って映画館で観た『人生フルーツ』っていうドキュメンタリーが良かったですね。もともと映画は結構観ていたんですが、いろいろ観ていくうちにドキュメンタリーのほうが嘘がなくて面白いなって思うようになりました。

 最近は忙しくて行けてませんけど裁判傍聴とかも趣味で行ってました。目の前でおこることがすごくリアルで、ドラマよりも考えさせられるものが多くて。最初に見たのは覚せい剤の罪の裁判で、傍聴席にちょっと怖い人がいてヤジが飛んでいたりして、ちょっと怖かった覚えがありますね。

相田:僕はゲームですかね。ラジオの作家もゲーム好きで、面白いゲームを発見すると一緒にやってみたり。そこからラジオのコーナーができたりもしました。あとは家電をよく見に行ってます。去年から参宮橋で一人暮らししてるんですけど、新宿のビックロが近いのでよく行きます。

“なくてもいいけどあったら良さそうなもの”みたいなものでも、結構買おうとしちゃいますね。いま買おうとしてるのはシーリングファンっていう、天井につける大きいプロペラみたいなやつ。なくても全然いいんだけど、あったらなんか格好いいなっていう(笑)。

三四郎の10年後、20年後とは?

三四郎

「テレビもラジオも、日が沈んでから出たい」(小宮さん)「ラジオはずっと続けて行きたい」(相田さん)

――最後になりますが、お二人がそれぞれ抱いている「なりたい芸人像」について教えてください。

小宮:テレビ東京『青春高校3年C組』という番組に出させてもらってるんですが、頑張っている若い人たちと一緒に切磋琢磨しながら作っていくような番組は続けて行きたいですね。お昼の番組に出たいとは正直あんまり思わないんですよね。テレビもラジオも、日が沈んでから出たいです。

相田:(笑)。僕もラジオはずっと続けて行きたいですね。地方の人とか関係者の人に「ラジオ聴いてます」って言ってもらえることも多いですし。「あれ、面白かったですよ」「あの感じ、いいね」とか言われると、僕らも「あの感じでいけばいいんだ」とやりやすいですしね。ラジオはテレビと比べて好き勝手に喋れるので、やっぱり好きですね。

――この先、10年後や20年後のことを考えたりすることはありますか?

小宮:年を取っても若い人の感覚でいたいですね。おじさんみたいになっちゃうのは嫌なんで。そういう意味でも若い世代と仕事していきたいですよね。今でいうとさまぁ~ずさんとか、いいなと思いますね。

相田:師匠方というか……、まあ僕らが師匠というのもおかしいですが、巨人師匠とかがバリバリの漫才師をやっているのは本当に格好いいと思うので、ああいう感じはやってみたいですね。寄席みたいなところで笑いを取っている人ってやっぱり格好いいですよ。事務所の先輩だとナイツさんは浅草の劇場が主戦場でこれから何十年も舞台に立ち続ける……そういうのはやっぱり憧れますよね。

<取材・文/鴨居理子 撮影/スギゾー。>

「bizSPA!フレッシュ」エディター

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