泣き寝入りは嫌!お局ハラスメントに遭遇した派遣社員が通報した結果…|職場ミステリー
食品関係の商品を扱うサービス企業に派遣社員として就業した森下麻由美さん(仮名・35歳)。配属部所には50代のお局社員がのさばり、森下さんはひどいハラスメントに遭ったのです。でもお局を止める人は皆無で、お局のいじめはどんどんヒートしていきます。この企業がハラスメントお局を放置していた理由とは何だったのでしょう。
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『お茶くみは女性』という古い体質の会社
「産休社員の代理として私は、『お茶くみは女性』という古い体質が残っている企業に派遣されました。前職の派遣社員が一か月で退職したという部署には、お局社員Hさんがいたのです。その会社は通常2〜3年周期で社員に部署異動させて経験を積ませる方針ですが、Hさんは11年連続して同じ部署に配属されていました。その理由を誰も知りません」
お局はショートカットのボーイッシュなヘアスタイルでミニスカートを履くなど女子力をアピール。姉御肌のぶりっ子で、バブル世代のせいかカラオケでは松田聖子を熱唱するのだという。
「電話の声が大きく、フロア全体に笑い声が響くほどHさんは喋っています。男性5人、女性3人、計8人の部署で、Hさんは自分がキャリアのあるプロだと自負していました。そのため課長ですらHさんに強く言えなかったようです」。
傍若無人なお局
やりたい放題のお局Hは、森下さんにも遠慮も配慮もなかったそうです。
「Hさんがいきなり『このFAXまだ送ってないよね?』と聞いてきたので、急ぎの業務で集中していた私は突然話を振られて混乱してしまい、『え?ファ、あ、FAX、す、すみません、まだです』と思わずどもってしまったんです。すると『何その言い方、気持ち悪〜い!』とフロア全体に響くほどの大声で笑ったんです。傍若無人とはHさんのことです」