【ビジネス敬語クイズ】正しいのは?「どちらにいたしますか」と「どちらになさいますか」
いたす」は自分の行動に使う謙譲語!
「どちらにいたしますか」の「いたす」は、自分の行動に使う「する」の謙譲語になりますので、相手に選んでもらう場合には使いません。
「する」の敬語は「なさる」ですので、「どちらになさいますか」を使用しましょう。
主語がどちらなのかを考えてみるとわかりやすいかもしれません。この場合、目上の方、お客様に選んでもらう(=主語が相手)の場合は「なさいますか」、選ぶのが自分(主語が自分)の場合は「いたしますか」となります。
「いたしますか」の例としては、「資料を作成いたしましょうか?」など、自分がする行動について、意見を仰ぐときなどに使います。