「これはない!」ご飯の中から石のように固い塊が…それでも動じない店員のスキルがもはや異世界レベル|ありえない店員
悲劇は白ごはんを頼んだときに起こった
「鍋を注文したのに取り箸も出てこず、店員さんにお願いしたら『…取り箸…?』と聞き返されました。持ってはきてくれたのですが、袋に入った割り箸をヌッと突き出してくるだけ。逆にこちらのほうが『ありがとうございます』とか言って受け取っていました…」
感じが悪い店だしサッサと食べて帰りたいと思いつつ、仕事仲間が白ごはんを頼むと言うので、いっしょに注文。ところが、17時開店の店にもかかわらず、提供されたご飯は、白ではなく、真っ黄色! オレンジ色の照明で多少ぼやけてはいるものの、明らかに黄色い。
「この時点で、結構イラついていました。でも、文句を言うなんて大人げないと思い、グッと我慢。仕事仲間も嫌がってはいましたが、『客が食中毒になったら困るのは店だし、まさか食べられないものは出さないだろう』と言い、ご飯を食べはじめたのです」
優香さんも、「残すのはお店に悪いし、もったいないかも」と考え、しぶしぶ黄色いご飯を食べることにしたのですが…。ちょっと食べ進めたところで、硬いものがお箸に当たります。大サイズの梅干し、もしくは大サイズのミートボールぐらいある石のように硬い塊です。
「お箸で割ろうとしてもビクともしない、大きな塊になっているご飯。これはさすがに変えてもらおうと店員さんを呼んで事情を話したところ、謝罪もなく、『これっすか?』『すぐ取り替えます』と言っただけでした。そしてそのあと、その店員さんが持ってきたのは…」
なんと、炊き立てツヤツヤのご飯を、石のように硬いご飯の塊と同じぐらいの量だけお茶碗に入れて持ってきたのです。そして、「これぐらいでしょうか?」と言ってのけたとか。「これはない!ひどすぎる!」と思った優香さんは、ご飯を残すことを決意する。
「そして会計時、店員さんにハッキリと言いました。『箸でも割れないぐらい硬いご飯の塊があったんですよ。そして、誰が見てもわかるぐらい真っ黄色のご飯だったのに、固まりの部分だけ持ってくるってどういうことですか?そんな対応ありますか?』と」
最初キョトンとしていた店員は「すみませんでした」と謝ってくれたが、心に響いているかどうかもわからない無表情のまま。「あんなに食べ物を残したのは、人生ではじめて。お客さんも食べ物も、もっと大切にしてほしい」と優香さんは嘆いていました。
<TEXT/夏川夏実 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>
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