【Z世代は何を想う】老舗企業カンロで描く「ゆるバリキャリアヒューマン」とは?
【入社早々やっちゃいました】仕事での失敗は?
― 入社して早々やってしまった失敗談があったら教えてください。
武江さん:メールで添付を忘れたり、宛先を間違えてしまったりといった失敗はありましたが、あまり大きな失敗はしていないんです。というより、しないようにサポートしてもらっています(笑)。カンロは何をするにも複数名で確認を行うので、大きなミスが起きない体制になっているのだと思います。
【入社早々やっちゃいました】うまくいった仕事は?
― 反対に、これはうまくいったな…!と感じる経験はありますか?
武江さん:入社したばかりのときに、あらゆるコンビニを巡ってそれぞれの商品の特徴や競合他社の傾向などを分析してまとめる、マーケティングリサーチを行ったんです。その時、上司に「ずっと働いているとどうしても消費者目線を忘れがちになってしまうけれど、このリサーチは消費者の思っていることが自然に書かれていて新鮮だ」と言われ、高く評価していただきました。
その時のアイデアをふくらませた結果、最終的に商品を発売できるようになって。一年目のうちに自分の企画した商品を店頭に並べることができたのは、達成感もあり、モチベーション向上にもつながったと思います。
【カンロについて】どんな会社?
― カンロはどのような会社でしょうか?
武江さん:いろいろな意味で「sweeten」な会社だなと思います(編集部注:「sweeten」は甘くする・甘くなるという意味)。もちろん、甘いものを作っている会社なのでそれに尽きるのですが、私たち社員にも優しい会社だなと。一年目から商品を企画させてもらえるという環境や、後輩を指導する方法、福利厚生についても、そのように感じています。
― どんな人がカンロに向いていると思いますか?
武江さん:一生懸命頑張れる人。誠実で、コツコツ型の人に向いているんじゃないかなと思います。社内にはそういう人が多いですね。もしかしたら、「ものすごい早さでズンズン進んでいきたい!」と考えている人にとっては、思うようにスピードが出せないと感じることもあるかもしれません。一つひとつ地道に勉強して、着実に成長していく。そういったステップを踏んでいきたい人に向いているかなと思います。