【SNSで話題】フォロワー178万人超えインスタから生まれた「映えすぎる展覧会」が日本初上陸
最近インスタでよく見る「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」。ウェス・アンダーソンって誰? おしゃれすぎて自分には関係ない。と敬遠するなかれ。SNSトレンドとしても、Z世代を語る上でも、ビジネスシーンのアイスブレイクの話題としても、週末やGWにデートや遊びで出かけるイベントとしても、知っておいて損はない展覧会だ。
>>英国No.1クラフトビール「BREWDOG」。炎上すれすれの奇抜なマーケティングとは
知っているとおしゃれな人に思われる「ウェス・アンダーソン監督」
ウェス・アンダーソン監督は、世界中に熱狂的なファンがいる映画監督。その独特な世界観とおしゃれでユーモアあふれる作品は、唯一無二の存在である。知らなくても別に恥ずかしくはないが、知っていると「意外とこの人おしゃれなセンスがあるのかな」と思われるはずだ。
代表作は、「グランド・ブタペスト・ホテル」「ダージリン急行」「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」など。どの作品も画になる印象的なシーンであふれ、その構図とセンスに脱帽させられる。
韓国・ソウルでZ世代の心を掴み25万人動員
本展は、そんなウェス・アンダーソン監督の映画の1シーンを切り取ったかのような世界観を映し出す300点あまりの写真を、旅に関する10のキーワードと興味深いストーリーで紹介している。韓国・ソウルで2022年に開催された際は、25万人を動員した。
ウェス・アンダーソンすぎる風景=シンメトリー(左右対称)+ポップなパステルカラー+はっきりとした模様
という方程式のもと世界中から集められた、“どこか唐突だけど懐かしい風景”。
これらの風景写真は、ウェス・アンダーソン監督の映画に出てきそうな場所を集める人気Instagramコミュニティ「AWA」(《Accidentally Wes Anderson》の略称)に投稿されたものだ。
「AWA」は、2017年にアメリカのブルックリンでコーヴァル夫妻が旅行計画のバケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)を構想したことから始まり、いまや178万人超のフォロワーを誇る(2023年4月21日時点)。