役職が上がるにつれて、いつの間にか「ああはなりたくなかった人」に近づいてしまう。
もっとわかりやすく言ってほしかった
指摘されるのはしょうがないが、もっと傷つけない言い方、寄り添った言い方をすべきじゃないか。仕事の指示をする際、もっとわかりやすく言ってほしかった。自分が部下を持つ立場になったときは、今の気持ちを忘れず、話しやすく親切ないい上司になろう。「あの人苦手なんだよな」「あの人と今日も一日話すのか……仕事イヤだな」と思われないようにしよう。
ステキな心掛けですよね。世の「上司」と呼ばれる人たちが、みなこの気持ちを持てれば、「仕事イヤだ~~~」という絶叫が少しは減りそうです。ただ、残念ながらなかなかそうはいかないもんだな、とわが身を振り返ると思います。
結局「こうはなりたくない」上司になっていた
ぼくは、アクセンチュア時代は明確な部下を持ったことはありませんでしたが、フロストやOYO、現職のZenyum Japanでは、チームを率いる立場になることがほとんどでした。
学生インターンだったり、新卒入社メンバーだったり、海外メンバーだったり、いろいろな方がサポートをしてくれました。しかし、その立場になると、愚かなことに「自分はこうはならないぞ!」という決意をどこかに置いてきてしまい、まさに「こうはなりたくない」上司になっていたんです。