東大卒25歳が就職先で「学歴コンプおじさんの標的に」憂鬱な日々を告白
最近、よく耳にするようになった「学歴不要論」。これからの時代は、高学歴を身につけるよりも、早く社会に出て能力を磨いたほうがいい、ということですが本当はどうなのでしょうか? 「bizSPA!フレッシュ」で過去に掲載した記事の中から特に反響の大きかった「学歴って本当に役にたった?」にまつわる人気記事を再掲載します(初公開2018年6月14日、情報は掲載当時のものです)。
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就職活動中に始まり入社後まで、良くも悪くも自分の学歴を意識する瞬間は都度訪れます。今回は日本における最高学府・東京大学を卒業したものの、その学歴を逆に「邪魔だ」と感じている西島直樹さん(仮名・25歳)に話を聞いてきました。
おじさん世代のしつこい学歴いじり
西島さんは東大を卒業後、都内の有名メーカーに就職したと言います。
「学歴で言えば、社内は早慶上智の人が多いですね。同期は僕が東大卒だと知ると『すごいね!』と言うくらいです。でも、年配の先輩たちは『さすが東大生は違うなぁ』『東大生の言うことは深い』とやたら学歴をイジってきますね。
有名メーカーでも、東大出身というのはイジるほど珍しいのでしょうか。
学歴よりも腕一本の叩き上げが多い
「会社がここ数年で業績を上げた会社なので、昔からいる社員は学歴というよりも腕一本で叩き上げてきた人が多いんです。東大くんとか、変なあだ名で呼んでくるおじさんに関しては『今どき、そこまで学歴を意識するか?』って内心面倒くさいですね」
さらに西島さんは続けます。
「まさに今の部長がそんな感じです。某中堅私立大学を出て部長までのし上がってきた人だからなのか、学歴コンプがスゴいんです。飲み会のたびに『オレは〇〇大学出身だけどここまでやってきたんだぞ!』と絡んできます」