新しい年、転職活動を始める前に「キャリアの棚卸し」をするべき4つの理由
基本的なキャリアの棚卸しの方法
キャリアの棚卸しは、自分が積み上げてきた実績を、できるだけ数字を交えながら具体的なエピソードでまとめます。顧客や上司からいただいた評価など、数字以外でも自分の心に強く残ったものを書き出すのもおすすめです。
また、今までのキャリアを「自分が価値を提供していた相手は誰か」「どのような価値を提供したか」「どのようなやり方で価値を提供していたか」を個別に分解します。その上で、仕事の中で行なった創意工夫も思い出して書き加えましょう。
自己PR文は100~200文字に
自分だけが独自に行なっていたことであればそれに越したことはありませんが、チームで共有されているようなノウハウだったとしても、自分が効果を理解した上で行なっていた取り組みならそれでも構いません。
作業を進めると自分のキャリアを表現するのに適した「キーワード」や自分の強みを発揮できた環境の条件が見えてくるはずです。それを基にして、仕事探しや応募書類を作成していきます。棚卸しをする際は、応募先によって求める人物像に違いがあるので、あまり1つに絞りながら作るのではなく、色々な角度から書き出しておきましょう。
また、棚卸しを元にして自己PR文を作成する際には、100字から200字程度でまとめるようにしましょう。自分の強みを、明らかになった経験や実績を使って裏付けしながら、応募した企業にどのように貢献できるかを説明しているものになっていれば理想的です。