話題のCM美女・八木莉可子が語る、気持ちの切り替え方「フレンチトーストをイメージ」
ポカリスエットのCMは学校でも大反響
――八木さんといえば、映像デビュー作であるポカリスエットのCMが鮮烈でした。最初の撮影のときのことを覚えていますか?
八木:右も左も分からないときに、初めて受けさせていただいたオーディションだったのですが、ダンサーの方々と何カ月も一緒に練習して作り上げた作品だったので、部活とか体育祭の発表のように「みんなで力を合わせて頑張るぞ!」といった感じだったんです。だから、ひとりでポッとカメラの前に立つのとは違いました。
――反響もすごかったのでは?
八木:はい。学校でもすごくビックリされました。生徒会長をしていましたが、普段と違うので、男子から茶化されたりもしましたね(笑)。でもみんな応援してくれました。それから、あのダンスには、「体育祭で踊った」といったコメントを、いまだに言っていただくことがあって、それがすごく嬉しいです。
完成作はエンドロールで一番泣いた
――改めて、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?
八木:エンドロールが一番泣いてしまいました。撮影期間が長かった作品だったので、季節によってスタッフさんが変わったりしてたんです。それが、関わったみなさん全員の名前が出てきて、そこに自分も一員として入っていることに本当に感動しました。作品としては、まず映像がすごくきれいですし、そこに登場人物の繊細な気持ちとか、機微とかが丁寧に映し出されていて本当に素敵な作品だと感じました。
――ご自身のシーンでおススメを教えてください。
八木:自分のシーンは、やっぱり客観的に見られないのですが、シーンとしては、大学生になった也英と自衛隊に所属した晴道(10代:木戸大聖)が、それぞれに頑張っている日々が好きです。特に晴道が頑張っているシーンは、作品になるまで見ていませんでしたし、感動しました。遠いところにいても気持ちが通じ合って、頑張っていたあのときがすごく素敵だなと思ったので、みなさんにも注目していただけると嬉しいです。