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ライブ配信で月収100万円も。“歌う焼酎社長”が経営と二足の草鞋を履くワケ

ビジネス

 時間と場所を選ばずに、自分の一芸を披露しながら取り組むことができるライブ配信。いわゆるライバーという働き方が、コロナ禍で一気に広まりつつある。そんななか、人気ライブ配信アプリ「17LIVE」にて持ち前の歌唱力を生かし、“歌う焼酎社長”として活動するのが「いもえり」こと、四元 江里香さん(38歳)だ。

四元江里香

“歌う焼酎社長”というあだ名で活動する株式会社ライフコンシェルジュ 代表の四元江里香さん

 イチナナライバーとして活躍する傍ら、テレビやラジオのMC業や鹿児島の芋焼酎「麹屋物語」(旧 麹屋本家)の販売・プロモーションを手がける会社も経営する異色のキャリアを持つ。歌う焼酎社長として、ライブ配信と経営の二足の草鞋を履いて活動するようになった背景を本人に聞いた。

勉強よりも遊びに没頭する学生時代の毎日

 学生時代から歌うのが好きで、高校1年生からバンドのボーカルを務めていた四元さん。「勉強嫌いで、遊びに必死だった」と当時を振り返る。

「母親はいわゆる“教育ママ”で、小学校3年生から塾に通っていたものの、どうも勉強には身が入らなくて……。15歳で両親が離婚したこともあり、母親がスナックをやりながら私を育ててくれたんですが、当時から『女も手に職をつけたほうがいい』と言われていました。それで薬剤師を目指そうとするも、理系の大学に受からず、結局は文系の大学に進学したんです」

派遣のアルバイトで食いつないだ時期も

四元江里香

 大学時代はサークルへは入らず、カラオケ屋のアルバイトとクラブ通いに明け暮れたそうだ。週末は新宿・歌舞伎町の人気クラブCODE(現在は閉店)や渋谷のクラブATOMへ繰り出し、学生生活を謳歌していた。

「とにかく遊びすぎてしまい、卒業までの単位が足りないことに気づき、大学の卒業が半年間遅れてしまったんですよ。特に就職活動もしなかったため、その後は派遣のアルバイトとかで食いつないでいました

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