水が止まって「トイレから悪臭」が…恋人と駆け落ちした21歳女性の末路
お金がなくなると相手の本性がわかるということを実感したのが、今回話を聞かせてくれた望月みどりさん(仮名・21歳)。相手の本性を見抜くのは難しいものですが、ツライ思いをしないためにも「人を見る目」を養っておきたいものですね。
実家の飲食店を手伝っていた望月さんは、ヤンチャな男性に憧れがあったとか。そんな望月さんの前に「雨が降ってきたから」と、はじめて来店したちょい悪な印象のTさん(男性・22歳)が現れます。
両親の反対を押し切って駆け落ち
「結構濡れていたので、タオルを貸してあげました。すると、『すごいやさしいよね。ここのスタッフさん?』と気さくな感じで声をかけられ、話が盛り上がったのです。それで何度か店に来てくれるようになって、付き合うことになりました」
それを見ていた両親は、見た目や言動すべてがチャラい印象のTさんと付き合うことに大反対。けれど、反対されればされるほど2人の仲は盛り上がります。「一生、俺について来い」などと昭和な感じで口説かれ、望月さんは口うるさい両親から離れることを決意。
先輩に紹介されたマンションの実態
「Tと駆け落ちしました。そして、Tがリスペクトするという半グレ的な先輩に相談し、築年数の古いあるマンションを又貸ししてもらえることになったのです。その先輩は、『何かあったら俺に頼ればいい』とカッコイイ言葉を連発していました」
けれど実は、そのマンションはいわくつき。先輩が本命以外の女性を連れ込んで「ヤリ部屋」として使用していた物件で、家賃を半年分も滞納していたのです。それが発覚したのは、住みはじめてから2週間後。マンションの大家さんが取り立てにやって来たときでした。
「先輩に連絡をしても電話には出ないし、大家さんは家賃が支払えないならいますぐ出て行けと言うし……。でも、家出をしてきた私には帰るところはありません。Tがアルバイト代を前借したほか、キャッシング枠なども利用して30万円以上を借金し、家賃を支払いました」