6年間の片思いが実ったLINE。突然デレた彼女「なんで告白してくれないの?」
夢や目標をかなえるために大切なのは諦めないことです。しかし多くの人は、同じ失敗や挫折を繰り返すことで、次第に諦める気持ちが大きくなってしまうのではないでしょうか。
今回は、諦めなかったことで長年の想いが実った男性のエピソードを紹介します。
同い年の女性に6年間の片思い
某企業で営業として働く橋本隆二さん(仮名・25歳)には、なかなかかなわない大きな夢があります。その夢とは仕事のことでもお金のことでもなく、恋愛のこと。じつは大学時代にバイト先で知り合った同い年のFさんに6年間片思いをしているのです。
「バイト時代から何度も告白しているんですが結果は惨敗で……。忙しいとか恋愛に興味がないとか理由はいろいろありましたが、全く振り向いてくれませんでした。でもその頃からLINEを無視されたり、嫌がられたりすることはなく、今でもやり取りをしているので嫌われてはいないのかなと思っていました」
当時からバイト先やLINEでも、一生懸命アピールする橋本さんと、少々そっけない対応をするFさん。今でも交流はあるためFさんと直接会って話すこともありましたが、関係性は変わらず、周囲からは「すでに夫婦っぽい」とからかわれることもありました。
誕生日は毎年、定期的な告白
バイト時代は隙あらば告白をしていた橋本さんでしたが、就職活動が忙しくなってきた頃からは邪魔をしないようクリスマスや誕生日に絞って告白することに決めていました。相変わらずOKはもらえませんが、FさんはそれでもLINEを続けてくれるため橋本さんの想いは継続していました。
「Fちゃんの誕生日は7月なので、半年に1回告白していますね……。友人には諦めろと言われていたんですが、ほかに好きな人ができるわけでもないですしいいかなって。ひとつの行事として楽しんでいる部分もあったかもしれません。もちろん今年のFちゃんの誕生日にも告白することを決めていました。」
いつもなら誕生日やクリスマスの日付が変わる30分前にはLINEの文章を準備し、日付が変わった瞬間にLINEをしていた橋本さん。しかし今年は突然取引先の接待に駆り出されてしまい、開放された頃にはすでに日付けが変わっていまいた。お酒が入っていたこともあり、仕方なく翌日改めてLINEを送ることに決めてその日は就寝したそうです。