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お酒を飲むだけでなぜかモテる。無口な20代“休日バンドマン”のギャップモテ術

コラム

勝手なイメージを持ってもらうことでモテた

 千波さんは普段はアパレル会社で働きながら、休日はバンド活動をする二足のわらじ生活を送っているそうなのですが、自分のギャップモテにはあるチートも働いていそうだと語ります。

「結局、バンドマンってどうしてもチャラチャラしているというイメージを持たれやすいんですよね。でも、このイメージは僕が持つ平日の顔とのギャップと相性がいいみたいです。お酒に弱くて甘えてしまうというギャップもいい意味で働いている」

 そのうえ“でもバンドマンだし”という勝手なイメージも働いて、なぜか女性たちに一夜のあやまちを責められる……ということも少ないそうです。

草食で面倒くさがりな雰囲気が利点に

3.バンドマン

「面倒くさいから普段口数少ないだけなのに、勝手にミステリアスで流浪しているイメージを持ってもらえているようで。今は正直、女性と一夜を明かすのはけっこう簡単だなと思ってます

 世の男子に怒られそうな発言も、ポーカーフェイスでさらっと言ってのける千波さん。ゆとりらしさのある草食で面倒くさがりな雰囲気で、上手く女性を泳がせているようです。

 あえて手を加えないことで、勝手に向こうのイメージを膨らませる。コスパのいいモテテク。「男らしさ」がモテではなくなった、平成ゆとりっ子ならではのモテテクかもしれませんね。

特集・ゆとりプレイボーイの[スゴい秘密兵器]

<取材・文/ミクニシオリ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>

1992年生まれ・フリーライター。広告業界で絵に書いたような体育会系営業を経験後、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を中心に寄稿。Twitterでは恋愛・人生相談にも回答しています
Twitter:@oohrin

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