「メタバースの住人=オタク」は間違い。メタバースメディア管理人が教える最前線
メタバース元年といわれる2022年。さっそくメタバースで生活を一変させた人たちがいるという。ただの楽しみに留まらず、生活の糧を得る仕事人が生まれてきているそうだ。新しい世界で一攫千金も夢じゃない!? 今回はメタバース専門メディアの運営をしているアシュトン氏(@ashton_vrchat)にメタバースの最前線について聞いてきた。
メタバース専門メディア管理人の正体
今、メタバースカルチャーの最前線を知るのに必須な専門メディアが数多く生まれている。なかでも「メタカル最前線」は人気メディアのひとつ。
運営者のアシュトン氏はVRメディアのライター活動をきっかけにVRChatにハマり、週100時間以上も仮想空間で生活するようになった本物のギーク。「メタバース住人」としてのリポートが話題となり、多くのメディアでも取り上げられてきた。
今からメタバースでオススメの職業は…
そんなアシュトン氏が考える「稼げるメタバース仕事」とは?
「メタバースの仕事だけで生計を立てられている人は決して多くありません。3Dモデラーはその典型ですが、それでもごく一握り。そんな中、私はメタバースの仕事だけで食べています。それは企業向けのメタバース進出支援、コンサルティングです」
では、これからの狙い目は?
「オススメしたいのは、旅行代理店のような仕事。メタバースを始めたくても、始め方がわからない人は多い。好みに合わせてコーディネートして満足のいく体験に繋げる。そんな仕事が今後求められる。メタバースはハコだけ作っても、人がいなかったらつまらない空間でしかありません。大事なのは、やりとりをして住人と仲良くなる体験設計。コミュニケーションが一番のコンテンツです」
12