iPhoneの新機能が話題「iOS 16」の特徴。ただ、アップデートを“待つべき人”も
標準の「メール」でも予約送信ができるように
地味ながらかなり便利なのが、標準の「メール」アプリで予約送信ができるようになった点だ。
深夜や早朝などにメールを送ると、非常識と取られかねない。下書き保存しておいて翌朝送るなんてこともあったかもしれない。iOS16では、メールの送信ボタンを長押しすると、予約送信のメニューが現れる。候補として表示される「○時に送信」を選ぶか、「あとで送信」から、日時を指定して予約を完了すれば、その時刻にメールが自動送信される。
「送信取り消し機能」で誤送信を防げる
また、送信直後は画面下部に「送信を取り消す」ボタンが表示され、タップすれば送信を中断して編集画面に戻ることも可能になった。送信取り消しができるのは、初期設定では送信後10秒まで。設定の「メール」から最大30秒まで変更可能だ。
そして、受信したメールにリマインダーを設定する機能も追加された。こちらは、「後で返信しようと思っていてそのまま忘れていた」といった失敗を防ぐために役立つ。
返信ボタンの下に表示されるメニューに「リマインダー」という項目が追加されているので、それを選んで日時を指定すればよい。
仕事のメールのやりとりに標準の「メール」アプリを使っているなら、今回のアップデートでかなり利便性が向上するはずだ。