24歳まで彼女ナシの非モテ男がアプリで金髪美女と結婚するまで
「眉毛がモジャモジャで毛虫のよう。目が細くて開いているかどうかわからない。絶対モテないなと思いました」
テレビ番組『新婚さんいらっしゃい』に出演した際、アメリカ人のお嫁さんにこう紹介された福井裕晶さん(仮名・30歳)。貶されているようで、その表情はとても幸せそうです。
お二人の出会いはマッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」。冴えない非モテ男が見事結婚まで至った成功体験を聞きました。
100人以上にフラれまくる
モテた経験が全くないという福井さん。学生時代もパッとせず、やっと彼女ができたのは24歳のときでした。結局その彼女とは続かず、そろそろ結婚したいなと思っていた27歳のとき、中学時代の同級生がマッチングアプリを使っていることを耳にしました。
「それまではたまに婚活パーティーに参加していたのですが、何十人の人と話すのは疲れるし、時間も3分くらいでお互いの共通点を知るのは難しいと感じていました。そこでマッチングアプリを試してみようと思ったんです」
しかし、マッチングアプリもそう甘くはありませんでした。
「100人以上の人にアプローチしたのにまるでダメでした。気になる人がいたら“いいね”を送って、相手に自分のプロフィールを見てもらうんですが、僕がイケメンじゃないので全然マッチングしないんですよね」
効果的な2つのアプローチ方法とは?
試行錯誤を繰り返し、効果的なアプローチ方法を2つ見つけたとのこと。
「1つ目は、競争率が高すぎる人は避けるということです。シビアなことに、顔写真と一緒に過去にもらった“いいね”の数が表示されるんですよね。
いわば人気の数値です。500いいねの女性はまず相手にしてもらえなくて、100いいねでかろうじて反応が返ってくるかどうかというところ。一桁台だと『10未満』と表示されるんですが、自分はそれでした(笑)」
そして、もうひとつのコツは「いいねにメッセージを添えるということ」だとか。
「これは課金が必要なのですが、いいねを送っただけではどんなところがいいと思ったかわかってもらえないので、それを伝えるためにメッセージを送ります」
これで徐々にマッチング率は良くなったそうです。しかし劇的に好転したとはいえず……。
「やっとの思いでマッチングしてメッセージのやりとりしてても、突然返事が返ってこなくなってしまうんですよ。せっかく関係を築いてきたのにまたイチからやり直し。そんなことが続くとさすがに疲れてしまって、3か月経った時には辞めようかと悩んでいました」