昼休みがとてつもなく憂鬱

「先輩には、入社した直後の研修時からメンターとして仕事を教えてもらいました。お昼は、休憩室で2人で食べるのが習慣になっているんですが、ニオイが漂ってくるのがツラくて……。普段から臭っていれば慣れるのかもしれませんが、業務中は席が離れていて、そのニオイに接することはありません。

　それに先輩は昼休憩になると、決まって靴を脱ぐので、ダイレクトで鼻孔を直撃するんです。先輩には悪いですが、食欲が削がれるほどのニオイで……」

　人一倍嗅覚が鋭かったため、もともと他人の体臭が苦手だった松原さん。当初はだましだまし過ごしていたそうですが、徐々に支障をきたしていくようになります。

入社時から3キロ減の状態をキープ

「文字通りご飯が喉を通らなくなってしまって。普通は一息つける昼食の時間がひどく憂鬱になりました」

　そんなキツイ日々を送っていた松原さんですが、徐々に変化が起きたそうです。

「昼食が取れないのはキツかったんですが、だんだんと慣れていきました。今となっては昼食はコーヒーだけで済ませています。コーヒーのニオイで緩和されますし、おかげさまで、入社時から3キロほどやせた状態をキープできています」