野田クリスタル監修「1日4分でやせる」“ヤバイ自宅筋トレ”9種の極意
タオルを使って自分を追い込め!
野田式自宅トレーニングでは筋トレグッズは不要。タオル一枚あれば、ケガのリスクを減らしつつ負荷をかけてトレーニングすることが可能だ。
「野球選手がシャドーピッチングでタオルを使うのは、何も持たずに腕を振ると負担がかかるから。タオルを持つことで、適度な遠心力がかかってケガの防止にもなります。筋トレ初心者なら、タオル一枚で十分に追い込めますよ」
では早速、タオルを駆使して、筋肉を覚醒させてみよう。
室伏広治が考案したトレーニング
【タオルパタパタ】
腕だけの力でなく、全身を使って頭の上からタオルを大きく振り下ろす。それを繰り返し行う。目の前の紙を飛ばすぐらいの勢いで1回ずつ振り切ると効果アップ。「スポーツ選手が行うバトルロープと同じぐらいの全身運動です」(野田氏)
【タオルギュッ】
元ハンマー投げの室伏広治が考案したトレーニング。タオルを両手で握るイメージで腕を固定し、20秒間腹筋群に力を入れるが、実際には潰さない。「見た目以上にマジでしんどいです。体の軸がブレにくくなった」
【タオル羽】
肩に効く。タオルを両手に持って、腕を羽のように大きくパタパタと上下に動かす。このときに頭は動かさずに固定しておくことがポイント。
「しっかり水平に上げることで肩の三角筋にバッチリ効いてきます」
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たるんだ体を再建すべく、この夏は自分の体を徹底的に追い込もう!
<取材・文/吉岡俊 東田俊介 撮影/長谷英史>
【野田クリスタル】
1986年生まれ。お笑いコンビ「マヂカルラブリー」のボケ担当。『R-1ぐらんぷり2020』王者でもある。27歳のとき「ダンクがしたい」との思いから筋トレに目覚めた