そのメカニズムはいまだ詳細不明？

店頭商品のY1000

　これほどまで話題になる機能性について、そのメカニズムはいまだ明らかになっていないそう。

「これまでの研究（「試験を控えた医学部生を対象にした実証データ」）　によると、高密度な『乳酸菌 シロタ株』が神経系に穏やかに作用することで、一時的な精神的ストレスがかかる状況での『ストレス緩和』『睡眠の質向上』をもたらすのではないかと考えられています。直接的に“腸内環境改善”との関係を明らかにする試験は行っておらず、詳細は不明ですが、解明すべく研究を重ねているところです」

　安眠効果が注目されるゆえに、その飲み方についてもさまざまなうわさが。機能性を実感するための、効果的な飲み方はあるのだろうか。

効果的な飲み方は？

「1日のうち、いつお飲みいただいても機能は変わりません。それよりも、毎日1本継続してお飲みいただくことをおすすめします。食前食後などに関わらず、ご自身の1日のルーティンの中にヤクルトを取り入れていただけると習慣化しやすくなるかと思います。

　また、常温に戻して飲んだり、振ってから飲むことで効果が上がることもありません。ただし、容器の底に『無脂乳固形分』が沈んでいる場合があるので、振っていただくことをおすすめしています」

　ただし冷たい飲み物が苦手な方は、常温までなら温めても問題ないそう。ヤクルト本社公式YouTubeでは、ほかにも「1日に何本も飲んでもいいの？」「凍らせてもいいの？」など気になる飲み方について、おなかの味方・ヤクルトマンが教えてくれる動画が人気だ。

　気温差や体調が気になる季節の変わり目。運良く「ヤクルト1000」に出会えた方は、お好みの飲み方や自分なりのルーティンを見つけてみてはいかがだろうか。

＜取材・文／Marino＞