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落ち込む時間が減る「1日10分の習慣」。まずは意識を集中できる場所に

学び

やらされている感がない、ブレない日々に

仕事

「じぶん会議」を行う中で、「すべきこと」とTo Doリストのような視点が考えないことです。「すべき」よりも「したい、こうありたい」を探っていきながら、自分の奥底に宿っている本音を感覚的に引き出していきましょう。ようは、「To Doリスト」でなく、「To Feelリスト」を作る感覚です。

 例えば、立てた問いに対して、「お金の不安がなくなるように、本業とは別に3年以内に新たな収益源を作る」「仕事8:家族2の割合を仕事6:家族4の割合に変える」「面倒くさい、違和感があると思えば、人づきあいも適度に断る」など、自分の感覚で書き出します。

 この習慣を継続できれば、自分の中の軸が明確になっていきます。そして、毎朝のルーティンにも組み込んで、1日10分でもそのノートを眺めていけば、日常業務でいっぱいいっぱいの頭の中がスッキリして、ブレない日々を過ごすことができるようになります。

<TEXT/人材育成トレーナー 鈴木進介>

コンサルタント。1974年生まれ。株式会社コンパス代表取締役。現在は「思考の整理術」を使った独自の手法で人材育成トレーナーおよびコンサルタントとして活動中。大学卒業後、IT系企業や商社を経て25歳で起業。著書に『本当に大切なことに集中するための頭の“よはく”のつくり方』(日本実業出版社)など多数
HP:鈴木進介公式サイト

本当に大切なことに集中するための 頭の"よはく"のつくり方

本当に大切なことに集中するための 頭の"よはく"のつくり方

思考の整理家である著者が考案した、「いっぱいいっぱい」の状態から、無理なく自分らしさを取り戻し、行動を軽くすることができるようになる一冊

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