「旅行で余った外貨」を電子マネーに交換する超カンタンな方法があった!
海外旅行で必要となってくるのが日本円から現地通貨への両替。
事前に銀行や空港の両替所で現金から現金への両替もできますが、私はたいてい現地で「海外キャッシング」(※手持ちのクレジットカードを利用して海外ATMで現地通貨をキャッシングすること)を利用しています。
今回は外貨をあまらせないための現地でのお金の使い方、それでも使い切れずあまってしまった場合の外貨の取り扱いについてご紹介していきます。
海外ではクレジットカードが使えるお店が多い
実は日本は先進諸国の中で、圧倒的にクレジットカードの使えないお店が多いのです。
お隣の韓国は国策でクレジットカードの普及を推進していて、利用率80%というデータもありますし、アメリカではコンビニで100円の商品を買うときすらクレジットカードを使うという話も有名です。
北欧デンマークでは100%キャッシュレスを目指し、2030年には完全に通貨を廃止するという計画が立てられているんですよ!
先進国以外の海外でも多くの国がキャッシュレスの方向に舵を切っています。ブラジル人は強盗や盗難のリスクから現金を持ち歩きません。
これらの理由により、多額の現金を両替するというのはリスクもあるので避けたほうがよいです。個人的には、海外ではクレジットカードをメインで買い物することをおすすめします。
海外キャッシングの手数料は安い
とはいえ100%クレジットカードが使える国ばかりではありません。交通機関を利用したり、チップを支払うことを考えると、できれば5000~1万円程度の外貨はもっておきたいですよね。
そんなときはクレジットカードを利用した「海外キャッシング」がおすすめです。ほとんどの空港や繁華街には銀行のATMが設置されているので、簡単にお金を引き出すことができます。
キャッシングなので、返済日までの利息がかかりますが、たいてい月利で1~1.5%なので、1万円両替しても100~200円程度。
空港の両替所の列に並んで用紙を書いて……というのも面倒なので、私は完全にATMでの「海外キャッシング」派です(渡航先によりますが、レートは両替所とほぼ同じです)
両替した外貨を使い切るコツ
両替所や海外ATMで引き出した外貨は、できる限り、現地で使い切りましょう。
万が一、使い切れず、再度日本円に両替すると、米ドルやユーロなど国際的に流通している通貨以外、レートの関係でかなり損をします。両替した外貨を使い切るコツで1番大切なのは多額の両替をしないことです。
先ほど説明したように、海外で多額の現金を持ち歩くのは少々危険。日本と比べて、スリや強盗がずっと多いので、身を守るためにも使う予定がある分だけ少しずつ両替するようにしましょう。
クレジットカードは盗まれて悪用されても、補償があります。しかし、現金の場合は当然ながら、盗まれたら戻ってこないので、気をつけてください。