月に5万円の収入も…「治験バイト歴10年」のライターが語る、その安全性
一億総“副業時代”といえる昨今では、その稼ぎ方もビジネスマンのキャリアを測る指数のひとつになりつつある。しかし、意識の高いことばかり言っていては息が詰まる。できれば努力もスキルもいらない、ラクな副業も知りたいところ。そんな意識低い系ビジネスマンたちにピッタリの副業を紹介する!
通院タイプの治験で月5万円の副収入
まとまった金額を稼げるバイトといえば、治験が思いつく。案件によっては50万円など、大金がもらえる入院タイプは長期間拘束されるため、サラリーマンにはハードルが高い。しかし、通院タイプの治験であれば可能だ。自身も数多くの治験に参加してきたというライターの和田虫象氏(@wadamushizo)に聞いた。
「ネットに治験を紹介するサイトが10個ほどあり、そこに登録して自分の条件に合った治験を探して応募します。例えば週に1日病院へ行き、薬を服用して2~3時間様子を見る。それを5週繰り返す案件など。報酬の相場はだいたい一回の通院で1万円なので、約1か月で5万円の副収入になります」
「10年間で白い便が1回出ただけ」
薬やサプリの情報は明記されてはいないが、募集段階で“ある程度”のことはわかるそう。協力金は下がるが、薬の治験に不安を感じる人は栄養食品やサプリのモニターもあるという。休日を寝て過ごすくらいなら、2~3時間病院に行くことなどたやすい。
副作用も和田氏いわく「10年間で白い便が1回出ただけですね」と、安全性は高めかもしれないが、くれぐれも実行は自己責任で!
【通院12回】
18~40歳の日本人のみ
▼ 協力金 合計 12万円
【通院3回】
40~64歳の日本人のみ
▼ 協力金 合計1万8000円
【所要時間】
3時間
【稼げる額】
1万円
<取材・文/週刊SPA!編集部>
【和田虫象】
便利屋・ライター。1980年、石川県生まれ。演劇やお笑いの活動を経て、ライターへ。著書に『きっついお仕事』『俺の旅―518日ニッポン縦断強制放浪』(ともに鉄人社)など