正社員を捨てて「週休4日・契約社員」を選んだ25歳。手取り15万でも満足の理由
給料15万円でも生活には余裕
もともと無駄遣いするほうではなく、1か月の食費は自炊ベースで2万円前後。家賃も線路脇のボロアパートで2万9000円と激安物件です。
「相場の安い郊外ということもあるでしょう。騒音に関しては、実家が交通量の多いバイバス脇にあり、慣れているせいか列車が通過する音も大して気になりません。
光熱費や通信費、そのほかの生活費に雑費を合わせても月10万円をオーバーすることは滅多にありません。だから、今の生活のままでも収入の3分の1を貯金に回すことができます」
つまり、給料15万円でも生活には余裕があるということ。しかも、彼にはほかに副業の収入もあるとか。
将来の夢は半自給自足の田舎暮らし
「メルカリやヤフオクを使ったせどりで、仕入れも基本的にネット。これの利益が毎月3万~5万円ほど。こっちの分は積み立てNISAや株などの資産運用に回しています」
株式投資は「最近は全然ダメ」といいますが、それでも貯金と合わせた総資産は約800万円。給料15万円の25歳の若者の資産額ではありません。
「サラリーマン時代に貯めていた分も多いですけどね。とりあえず、目標額は3000万円。今のペースだと30歳までにはちょっと厳しいですけど、30代前半のうちにはクリアしたいですね。そしたらどこか田舎の安い土地と家を買って、そこで半自給自足の生活をしながらのんびり暮らしたい。怠け者みたいに思われるかもしれませんが、これが現在の自分の夢です。親に話したら呆れられましたけど(笑)」