借金ナシで買える!家賃収入1000万円のパート主婦大家が教える“ボロ戸建て”資産形成術
激安で買える家の探し方
不動産投資でもっとも大事なのは安く買うこと。どうやって安い家を探せばいいのだろか。
「今や不動産のネット検索は当たり前で、予算を入力すれば簡単に物件情報を探せます。なかには『みんなの0円物件』といった無料の戸建て情報だけが掲載されているサイトもあります。ただし、0円や数十万円といった激安物件は山奥にあったり、人が住めそうもなかったりする廃屋のような家ばかりです」
と、なっちーさん。そもそも賃貸ニーズがない場所に物件を購入しても貸し出して家賃を得ることができない。そこで、賃貸ニーズのある場所で選ぶのが第一のポイントとなる。
「賃貸ニーズというのは、その地域にエリアに借りてくれる人がいるのかということです。町であれば人口、駅があれば乗降者数を見ます。あわせて賃貸募集サイトを見ると、どんな物件がどれくらいの家賃で貸し出されているかも調べることができます」
あえて500万円以上の物件を探して指値
そうやって調べて、需要のあるエリアに絞って探してみると、そこまで激安価格で売られている物件はないことがわかる。
「安い物件がまったくないわけではないですが、とくにかく競争が激しいです。私は千葉県や大阪府で買うことが多かったですが、千葉・埼玉・神奈川あたりで数百万円の物件が出れば、まさに奪いあいです。そこで予算が300万円だったら、あえて500万円以上の物件を探します。そして指値して希望価格にします。指値というのは、値引き交渉のことです」
もちろん、理由もなく指値はできないので、安くなるポイントを探して交渉しなければいけない。