「これ全部やってくれるの?」LINE未読無視の常習犯が起こしてしまった悲劇とは
2日放置後に届いた恐ろしいLINE
そして、目が覚めると1件のLINE通知が届いていました。
「非常に恐ろしいLINEが届いていました。『返事がないってことは、これ全部やってくれるってこと?』と。もうこれ以上放置すると絶対に良いことがないと確信したので、ようやく返事をする腹を決めました」
そこで颯太さんは、素直に返事が遅くなったことへの謝罪を込めて返信。颯太さんの返事に連なるように、先輩たちの注意のLINEが届きました。
「どうやら先輩たちも、僕の未読癖をしっかり見抜いていたみたいで、未読が招く恐ろしさを体感させることも含めてこのような手を打ったそうなのです。しかし、約2日間も業務LINEを放置したことで新プロジェクトが一瞬滞ってしまったのは事実です。もう二度と未読なんてしないと誓いました」
即返信の特訓を行うことに
結局、新プロジェクトは新人研修で担当だった先輩上司のもとで行うことになったそう。
「ちなみに担当の先輩から聞いた話なんですけど、今回の僕の失態が部長にも知れ渡った際、LINEプライベートのアカウントを使って業務連絡が行われていることが露見して、それを問題視された部長から『今後は業務用SNSサービスを利用するように』と言われました。たしかに業務連絡がプライベートに行われるってあんまり聞かないですよね」
普段はプライベートにも使うLINEにて仕事関係の連絡をするのは、公私混同の恐れがあるため、あまりよろしいものとは言えません。
「でももちろん、僕の失態とは全くの別問題です。各方面からご指摘をいただきつつも、自分の情けなさにかなりショックを受けたので……。最近は常にスマホを握りしめながら、LINEの通知が来たら即返信を心掛けています」と、背筋を伸ばしてそう語る颯太さん。大きな決意のもと、未読無視撲滅のために即返信の猛特訓を行っているそうです。
<TEXT/ダイフク>