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数年前に別れた元カノがストーカー化。LINE連投で「今日〇〇にいたよね?」

コラム

 最近はスマホ依存などという言葉もあるように、依存することで安心感を得られる人も少なくないようです。しかし、そのせいで付き合っている恋人が疲れてしまうことも。今回は、元カノからの依存、そしてストーカー化によって恐怖を感じてしまった男性のエピソードを紹介します。

スマホ

※イメージです

 都内の某企業で働く西野拓哉さん(仮名・28歳)は、2年前に3歳年下のAさんという彼女と別れてから恋人を作ることなく仕事に打ち込んでいました。西野さんが恋愛から離れるようになったのは、元カノの依存体質にトラウマを植え付けられてしまったから。

依存体質だった元カノ

「付き合った当初からLINEの返信が遅いと怒られたり、『休日はずっと一緒に過ごしたい』と言われたりしたんですが、僕の仕事が忙しく当時は土日出勤もざらだったので全部叶えることはできなかったんです。それで気づいたらAはホストにハマっていて、僕にまで借金をするようになりました

 何度もホストクラブ通いや借金をやめるよう説得した西野さんでしたが、その思いも虚しくAさんはさらにのめり込んでいきました。西野さんは次第に疲弊し、別れを決意します。Aさんとはすんなり別れることができましたが、結局、西野さんが貸したお金は返済されませんでした。

 Aさんと別れた後も何度かLINEで借金を返すよう催促しましたが、最後には返信がなくなり、返済のないままLINEをブロックされてしまいます。数十万円という金額は西野さんにとって決して少なくない出費ではありましたが、揉めずに別れるための手切れ金だったと思い、諦めることにしたのです。

「手切れ金」を渡したのに突然のLINE

 それから2年経過したある日のこと、見覚えのあるアカウントからLINEが届きます。それはAさんからのものでした。

LINE

※画像は取材を元に編集部とライターにて作成(以下同じ)

「内容は『元気?』みたいなものだったんですが、そしたら続けて『今日〇〇にいたよね?』とLINEがきて。まさにその日、言われた場所にいたので、ゾッとしました。彼女と別れてから引っ越しをしていないですし、僕の行動範囲も知っているので近くで見ていたんだなと察知しましたね」

 さらに続けてLINEが届き、「あの頃のことを謝りたい」「改めて付き合いたい」という言葉が並べられていました。西野さんは「謝罪もいらない、付き合わない」と返信します。しかし、その返信内容を見ていないかのように、Aさんは思い出話やデートの誘いなどのLINEを送り続けてきました。

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