しつこい!元カノからの“依存LINE”に罪悪感を覚えた26歳がとった対応
「彼女と別れろ」元カノの依存LINE
最初こそあっさりと了承した朋香さんでしたが、それは本心ではありませんでした。もう連絡をしないと伝えた後にも、頻繁にLINEが送られてきたのです。何度かLINEできないことを返信しましたが、朋香さんは引き下がりません。
「内容も日に日に僕に執着するようなものばかりになってきて、『彼女と別れろ』とか『僕がいないと生きていけない』とか……。本当は別れた後も好きでいてくれたみたいで、それに気づかず呑気に男友達と同じような感覚でLINEしてた自分が馬鹿だったんだと初めてわかりました」
LINEの件数も1日に50件を越えるなど、朋香さんの依存ぶりは日を追うごとにひどくなっていきました。何度断っても送り続けられてくるLINEをブロックすると、職場に電話が来るなど、好きだからというには度を越した行動に、浩介さんは憔悴しきってしまうのです。
ついには現在の彼女を見下すような発言や危害を加えることを示唆するような内容を含むLINEも増えてきて、これ以上自分では対応できないと感じてしまったのです。
ついに母親にまで…最後の連絡
浩介さんはついに耐えきれなくなり、以前、挨拶に行った際に聞いていた朋香さんの実家の連絡先に連絡しました。もちろん別れてからは一度も連絡しておらず、電話に出た朋香さんの母親は告げられた事実に言葉を失っているようでした。そして何度も謝罪をしてくれたそうです。
「その日を境に朋香から連絡が来ることはなくなりました。でもよくよく考えたら、ご両親に連絡する前にできることはたくさんあったんですよね。でも異常な執着ぶりが怖かったのと、今の彼女を守らなければという気持ちばかり大きくて、冷静に判断できなかった。それに朋香を傷つけてしまったのは間違いなく僕ですから、今は罪悪感しかありません」
やりすぎてしまったことや、朋香さんの本当の気持ちに気づけなかった浩介さんは今も複雑な心境だそうです。とはいえもう朋香さんに自分から連絡することはできません。浩介さんは今の彼女を大切にすることが唯一自分にできることだと語りました。
<TEXT/つる>