アプリでいくら女性と会っても虚しい…28歳ED男子が悩む「恋ができない病」
『生き抜くための恋愛相談』など、普段は女性の恋愛相談に乗ることが多い恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の清田隆之さん。
清田代表がbizSPA!世代の男子から赤裸々に恋愛体験(恋バナ)を聞き出し、男子特有のお悩みや恋愛観に迫ります!
テレビ局スタッフ、28歳の“都市型恋愛”
今回ご紹介するのは、テレビ局で番組制作のスタッフとして働くAさん(28歳)の恋バナです。
クリニックでバイアグラを処方される「ED(勃起不全)傾向」にありながら、マッチングアプリで知り合った女性とデートやエッチを重ね、その結果虚しさや疲労感が募って「恋愛が超迷走してます」というAさん。
概要だけですでに情報量多めですが……彼の抱えるモヤモヤは、掘り下げると、“都市型恋愛の病”とも言うべき問題につながる根深いお悩みでした。
Aさんは2年前に恋人と別れて以来、ずっと彼女はいません。駆け出しの番組スタッフとして忙しく働き、「だらだら残業しちゃうタイプ」と自称するなど仕事中心の毎日を送っています。
そんな彼が恋愛の機会を求めて利用しているのが、「Omiai」や「ゼクシィ恋結び」といったマッチングアプリ。前に番組の企画で体験して以来プライベートでも利用し続け、それなりに恋愛機会の多い日々を送っているとか。
相手の気持ちを読み取って合わせてしまう癖
その要因をAさんはこのように自己分析しています。
「僕には昔から、相手の気持ちを読み取って無意識的に合わせてしまう癖がありまして。アプリやLINEでメッセージのやり取りをしていると、相手が言ってほしそうな言葉がなんとなくわかるんです。
共感が欲しいんだなとか、褒めてほしいんだなとか、そういうのを感じ取ると反射的に応じてしまうというか。必ずしも本心じゃない部分もありますが、嘘をついてるとか演じてるとかって意識は特になくて。
相手が気持ち良くしゃべってくれて、結果的に物事が円滑に進むならそれでいいのかなって自分では考えています」(Aさん)